インド経済発展と共に増えるインド人経営者。時代の流れとその理由とは何かに迫る最初に、いつも著者の話にお付き合いいただき、ありがとうございます。「毎週読んでいるよ」のコメントに励まされております。より良い連載の執筆を、今後も全力で進めていきたいと考えております。どうぞよろしくお願いします。
さて、今朝はチャンギ空港発デリー行きの国営エアーインディア最新787便に乗り、とても快適。往復切符の内訳は切符が1万7000円、税・サービス料が3万1930円、計4万8930円である。色々と勉強になる。 昨日はホーチミンで某広告代理店の打ち合わせがあった。その方はインドに7年駐在の後、ホーチミンに駐在。インドはスケールが大きくビジネスも発展しているが、ベトナムの広告市場は価格競争と違った大変さがあるとのこと。インドの今後の可能性をベトナムから感じるという。驚いたのは、彼の上に付く経営層にインド人率が高いこと、最近は更に増えているとのことである。世界各地に優秀な人材を送り出しているインド。日系の大手広告企業にもインド人が経営層にいるとは誰が10年前に想像できただろうか。 優れているインド人経営者がグローバル企業をリードする時代だ。そこで、有名なインド人を紹介させていただこうと思う。GoogleのCEOはSundar Pichai氏、MicrosoftのCEOはSatya Nadella氏、Ajit Jain氏は投資で有名なWarren BuffetのBerkshire Hathaway Insuranceをリードしている。なぜこれほどインド人CEOが存在するのか?BCCのレポートによると①多民族国家インドでは「多様性」に慣れているので、コミュニケーション能力が高い、②13億人の競争を生き抜く力があり、子どもの頃から競争している、③早く成功したい、大きく成功したいという先輩インド人が多くいるからとのこと。ちなみに僕の意見は、インド人はスマートで諦めない心、Grit(やり抜く力)及びResilience(苦境から立ち直る力)の持ち主だからだと思っている。 オックスフォード大とインド、日本の関係 |