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伝統武術「カラリパヤット」 アーユルヴェーダへの影響も

5/13/2017

 

南インドに伝わる武術、カラリパヤットは少林寺拳法を生み出したと伝わる。インド伝統医学「アーユルヴェーダ」に繋がるとも

山形県近くの上空から昨朝連載を書き始めたが、今は既に翌日夕方、長野箕輪町で机に向かっている。昨晩はインド大使館で高窓妃殿下を迎え、日印文化イベントに参加。12世紀には今の形で存在し、16世紀に最盛期を迎えたケララの伝統武術「カラリパヤット(Kalaripayattu)」を、次世代に継承する8人のメンバーにより披露された。ライオンやヘビなどの姿勢や、19種の蹴り技など素手での打撃技、逆関節を取ったり投げたりする技法がある。また、剣・盾・棒・鎖分銅など18種のアンガム・ウァイタニイと呼ばれる武器を使用する武器術も。鞭のようにしなる長剣『ウルミ』は特徴的な武器術の一つだ。

本物のナイフや刀を使ったパフォーマンスは迫力があり、女性軍は「怖い!」と眼をそらしていた。練習で血だらけになることもあると言い、その迫力が観客を魅了した。伝説によると、中国の少林寺で禅の開祖となったBodhi Dharmaは、タミルナードゥのKanchipuram出身、彼が南インドで学んだ武術(カラリパヤットの原型)を禅と共に中国に伝え、それが中国武術の元になったともいわれている。よって、日本の空手も遠くインドにその源を発する事になる。

​カラリパヤットの大きな特徴の一つが、マルマンというツボの概念を持ち、それが攻撃技にも体系的な療術システムにも活用されている点だ。南インドのケララ特産の薬草を用いた土着医学とアーリア系のアーユルヴェーダが融合した「カラリ療術」が、オイルマッサージを中心とした地元住民の身近な医療として多くの人々に利用されたとのこと。武術から生まれ統合されたアーユルヴェーダ、のち世界の整体、指圧、マッサージなどボディートリートセラピーに発展したという。インドの影響力をここでも実感、実に勉強になった。

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